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レッドベルベットドレスのお葬式 改稿版 Kindle版
留学でフロリダに渡ったマサは、突然猛烈な恐怖に見舞われ、制御不能の恐慌状態に陥った。その後の医師の診察でパニック障害と判明する。さらに、12年前に蒸発し、まったくの音信不通だった父親の突然の帰宅を切っ掛けに、幼少期の虐待の記憶が蘇り、複雑性のPTSDを発症する。しかしどんなに過酷な状況に陥ろうとも、諦めず生きることに希望を見出そうとするマサの再生をドキュメンタリータッチで描き出した長編小説――。筆者の実体験を基にPTSDの治療に有効とされるEMDRの描写は、淡々と展開されるダイアローグが圧巻の迫力を生み出している。※2003年3月に文芸社より出版された小説「レッドベルベットドレスのお葬式」を電子書籍化に際して推敲した改稿版です。
- 言語日本語
- 発売日2018/7/13
- ファイルサイズ3341 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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出版社より

EMDRとは
本分より抜粋
あるとき、マサがEMDRでつまり何を行っているのかを端的に説明してくれたときがあった。それは、トラウマ的記憶に対して「適切な認識」がなされるというものだった。暴力を振るわれているお姉さんを助けられない幼い子どもは、客観的に考えて、無力で仕方ないのだが、子どもながらそういう思考を良しとせず、無力な自分を責めてしまう。自分の能力を著しく超えたネガティブな状況に晒されたとき、ひとは自分に責任があるという、ある種誤った認識を与えてトラウマ的記憶を乗り越えようとしたり、折り合いをつけようとする。EMDRによって記憶を丁寧にたどり、再処理をしていくことにより、その状況ではどうしようもなかったのだという正しい認識を持つことができる。マサは自分が患者であって、科学的メカニズムを明確に提示できないが、この正しい認識が、トラウマ的記憶によって故障を起こした自律神経系の乱れを、再び正常に戻す助けをしているのではないかと話してくれた。
商品の説明
著者について
1978年兵庫県生まれ。執筆活動に加えて、ウェブディレクタ・デザイナとして活躍中。他著に『チェンジ ザ ワールド』『不思議の国のアイツ』『強振ブルース』『フルミルドジャケット』など。
登録情報
- ASIN : B07FL6TV6D
- 発売日 : 2018/7/13
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3341 KB
- 同時に利用できる端末数 : 無制限
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 249ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 621,839位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 12,557位エッセー・随筆 (Kindleストア)
- - 22,817位近現代日本のエッセー・随筆
- - 40,660位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1978年生まれ 執筆活動とは別にWEBデザイナ・ディレクタとしても活躍中。4才娘の父 関西西住
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
2グローバルレーティング
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4 星
続編を望みます!
一気に読みました。誤字脱字は確かにありました。先にレビューを書かれている方の表現を一部拝借いたします。繊細な主人公の中に共存する、この雑味。この雑味を『男性っぽさ』と表現したくなりました(ジェンダーの視点として、このご時世には不適切かもしれませんが、私にはそう感じました)。主人公のマサさんは、きっと優しい方なんだろうと想像しながら読み進めました。女性の登場人物が多いあたり、マサさんの自覚にもあるように『母性』を求めてしまうところがあるのかもしれませんね。自身がその点を自覚されているというのはすごいなとも。PTSDの治療は概ねして決して楽しいものではないので、治療者との良好な関係を築くことができるというのは、何より大切だと感じております。そこを無くして治療の奏功はあり得ません。本書を読み進めると、PTSDの治療は確実に奏功していますよね。それは今後治療を受ける人にとっても希望につながる可能性もあり、いち援助職としては大変嬉しく思いました(※EMDRは確かに歴史があります。ただ、今はEMDR以外にもPTSDに有効な方法があります)。最後に。治療が奏功した後に待つクライマックス。心に傷を負った方々が回復され、幸せに暮らすことを応援している私としては、ここの描写が悲しいと感じました。ファンタジーでも構いませんので、続編を望みます!
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年1月1日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
心的外傷との壮絶な戦いの手記。脱字やら文章力やらの雑味を補ってあまりあるリアリティ。引き摺られるように最後まで一気に読ませていただきました。ただ正直、作中のマサとは作者自身なのだろうということを考え合わせると、読後感はあまり良いものではなかったです…。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年8月27日に日本でレビュー済み
一気に読みました。
誤字脱字は確かにありました。
先にレビューを書かれている方の表現を一部拝借いたします。
繊細な主人公の中に共存する、この雑味。
この雑味を『男性っぽさ』と表現したくなりました(ジェンダーの視点として、このご時世には不適切かもしれませんが、私にはそう感じました)。
主人公のマサさんは、きっと優しい方なんだろうと想像しながら読み進めました。
女性の登場人物が多いあたり、マサさんの自覚にもあるように『母性』を求めてしまうところがあるのかもしれませんね。自身がその点を自覚されているというのはすごいなとも。
PTSDの治療は概ねして決して楽しいものではないので、治療者との良好な関係を築くことができるというのは、何より大切だと感じております。そこを無くして治療の奏功はあり得ません。
本書を読み進めると、PTSDの治療は確実に奏功していますよね。それは今後治療を受ける人にとっても希望につながる可能性もあり、いち援助職としては大変嬉しく思いました(※EMDRは確かに歴史があります。ただ、今はEMDR以外にもPTSDに有効な方法があります)。
最後に。
治療が奏功した後に待つクライマックス。
心に傷を負った方々が回復され、幸せに暮らすことを応援している私としては、ここの描写が悲しいと感じました。
ファンタジーでも構いませんので、続編を望みます!
誤字脱字は確かにありました。
先にレビューを書かれている方の表現を一部拝借いたします。
繊細な主人公の中に共存する、この雑味。
この雑味を『男性っぽさ』と表現したくなりました(ジェンダーの視点として、このご時世には不適切かもしれませんが、私にはそう感じました)。
主人公のマサさんは、きっと優しい方なんだろうと想像しながら読み進めました。
女性の登場人物が多いあたり、マサさんの自覚にもあるように『母性』を求めてしまうところがあるのかもしれませんね。自身がその点を自覚されているというのはすごいなとも。
PTSDの治療は概ねして決して楽しいものではないので、治療者との良好な関係を築くことができるというのは、何より大切だと感じております。そこを無くして治療の奏功はあり得ません。
本書を読み進めると、PTSDの治療は確実に奏功していますよね。それは今後治療を受ける人にとっても希望につながる可能性もあり、いち援助職としては大変嬉しく思いました(※EMDRは確かに歴史があります。ただ、今はEMDR以外にもPTSDに有効な方法があります)。
最後に。
治療が奏功した後に待つクライマックス。
心に傷を負った方々が回復され、幸せに暮らすことを応援している私としては、ここの描写が悲しいと感じました。
ファンタジーでも構いませんので、続編を望みます!

一気に読みました。
誤字脱字は確かにありました。
先にレビューを書かれている方の表現を一部拝借いたします。
繊細な主人公の中に共存する、この雑味。
この雑味を『男性っぽさ』と表現したくなりました(ジェンダーの視点として、このご時世には不適切かもしれませんが、私にはそう感じました)。
主人公のマサさんは、きっと優しい方なんだろうと想像しながら読み進めました。
女性の登場人物が多いあたり、マサさんの自覚にもあるように『母性』を求めてしまうところがあるのかもしれませんね。自身がその点を自覚されているというのはすごいなとも。
PTSDの治療は概ねして決して楽しいものではないので、治療者との良好な関係を築くことができるというのは、何より大切だと感じております。そこを無くして治療の奏功はあり得ません。
本書を読み進めると、PTSDの治療は確実に奏功していますよね。それは今後治療を受ける人にとっても希望につながる可能性もあり、いち援助職としては大変嬉しく思いました(※EMDRは確かに歴史があります。ただ、今はEMDR以外にもPTSDに有効な方法があります)。
最後に。
治療が奏功した後に待つクライマックス。
心に傷を負った方々が回復され、幸せに暮らすことを応援している私としては、ここの描写が悲しいと感じました。
ファンタジーでも構いませんので、続編を望みます!
誤字脱字は確かにありました。
先にレビューを書かれている方の表現を一部拝借いたします。
繊細な主人公の中に共存する、この雑味。
この雑味を『男性っぽさ』と表現したくなりました(ジェンダーの視点として、このご時世には不適切かもしれませんが、私にはそう感じました)。
主人公のマサさんは、きっと優しい方なんだろうと想像しながら読み進めました。
女性の登場人物が多いあたり、マサさんの自覚にもあるように『母性』を求めてしまうところがあるのかもしれませんね。自身がその点を自覚されているというのはすごいなとも。
PTSDの治療は概ねして決して楽しいものではないので、治療者との良好な関係を築くことができるというのは、何より大切だと感じております。そこを無くして治療の奏功はあり得ません。
本書を読み進めると、PTSDの治療は確実に奏功していますよね。それは今後治療を受ける人にとっても希望につながる可能性もあり、いち援助職としては大変嬉しく思いました(※EMDRは確かに歴史があります。ただ、今はEMDR以外にもPTSDに有効な方法があります)。
最後に。
治療が奏功した後に待つクライマックス。
心に傷を負った方々が回復され、幸せに暮らすことを応援している私としては、ここの描写が悲しいと感じました。
ファンタジーでも構いませんので、続編を望みます!
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