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この記事の共著者 : Pippa Elliott, MRCVS. 獣医であり、Royal College of Veterinary Surgeons(王立獣医師会)のメンバーでもあるエリオット医師は、30年以上にわたり、かかりつけ獣医、そして獣医外科医として獣医療の実践に努めてきました。1987年にグラスゴー大学にて獣医科学と獣医外科学の学位を取得してます。エリオット医師は生まれ故郷の町にある動物診療所に20年以上勤務しています。
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ハムスターが眠っている間、眼球が乾かないように液体が分泌されます。この液体が目からこぼれ落ちてまぶたの周りで乾くと、ハムスターの目が開かなくなることがあります。ハムスターにはよくあることで、特に歳を取ったハムスターに起こりがちですが、医療措置を必要とする緊急事態ではなく、飼い主が家庭で対処できます。
ステップ
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結膜炎か観察する 人間と同様に動物も結膜炎(ピンクアイ)になることがあります。一般的にこの症状はハムスターにとって有害ではありませんが、動物病院に連れて行き、きちんと治るか確認してもらった方がよいでしょう。以下のような症状が見られる場合は、動物病院を受診させましょう。[3]
- 涙のような分泌物が出ている(時間が経つにつれて、膿のようになるかもしれません)
- まぶたがくっついている
- 目が腫れている
- まぶたの端周辺が赤くなっている
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眼球が眼窩から飛び出していないか確認する 感染症や外傷によって、ハムスターの頭から眼球が飛び出すことがあります。これは直ちに獣医師の処置が必要な重篤な症状なので、すぐに受診させましょう。獣医師に診せるのが早いほど、ハムスターの眼球を守れる可能性が高くなります。[4]広告
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ハムスターを優しく掴む ハムスターの目を洗う時には、怪我をさせないように気を付けましょう。ハムスターを手荒に扱うと、怪我をさせて獣医師の診察が必要になるかもしれません。優しく持ち上げ、落ち着くまで目を洗い始めるのはやめましょう。目を洗う前に、ハムスターが心地良く感じ、もがいていないか確認しましょう。
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綿棒やタオルをぬるま湯で濡らす ぬるま湯を使用する限り、綿棒でもタオルでもどちらでも使用できます。お湯が熱すぎないか確認しましょう。火傷させ、目を傷つける可能性があります。
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ハムスターの目にタオルや綿棒を当てる ハムスターの目を突然開けないようにしましょう。目やにが原因で目が閉じているので、無理やり開けると目を傷つける可能性があります。まずは、くっついた目やにを分解し柔らかくしましょう。ハムスターの目元に濡れタオルを数分間当てると、目やにが柔らかくなり、くっついているまぶたが緩むでしょう。この処置後、ハムスターは自分で目を開けることができるかもしれません。これを2分試してみて、次の処置を行います。[5]
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まぶたから目やにを拭き取る 数分間ハムスターの目元にタオルを当てた後、目やには柔らかくなり緩んでいるはずです。ハムスターを傷つけないように、まぶたから目やにを優しく払い取りましょう。
- 目やにが簡単に取れない場合は、無理やり取ろうとしてはいけません。ハムスターを傷つける可能性があります。再度タオルを目やにに当てて、さらに緩めましょう。
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優しく目を開ける 数分待ってもハムスターが自分で目を開けることができなければ、手でハムスターの目を開けてあげましょう。目やにを取った後なら簡単に開けられるはずです。ハムスターが自分で目を開けられるまで、ゆっくりとまぶたを引き離します。
- 目を開けるのが難しければ、すぐに開けるのをやめましょう。再びハムスターの目元にタオルを当て、目やにを拭き取り、その後もう一度目を開けてみましょう。
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問題があれば、獣医師に診察してもらう ハムスターの目を開けられなかったり、他に何か問題があるようなら、ためらわずに獣医師の診察を受けましょう。病気があった場合、早期発見がハムスターの健康にとって重要になります。
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定期的にハムスターの目の周りを拭く ハムスターがヤニ目になりがちであれば、定期的に清拭してこれを予防しましょう。濡れタオルで目の周りを優しく拭き、溜まった液体を取り除きます。これで目やにが固まりにくくなり、目がくっつくのを防ぐことができます。ハムスターが歳を取ってくると、この症状が起こりやすくなるので、特に歳を取ったハムスターは定期的に拭いてあげましょう。[6]広告
ポイント
- ケージ周辺を清潔に保ちましょう。埃によってハムスターの目が痒くなったり、埃が目の中に入ったりすることがあります。
- この処置を手荒に行うと、ハムスターを傷つける可能性があるため注意しましょう!
- 目やにを拭き取っている間、誰かにハムスターを握っていてもらいましょう。
- ハムスターの目を洗うのに暖かい生理食塩水を使用してみましょう。
- 噛まれないように手袋を着用しましょう。
- 手から落とさないように、しっかりとハムスターを掴まえておきましょう。
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注意事項
- ハムスターを軽く握り、握り締めないようにしましょう。そうしないと、ハムスターを傷つけたり、噛まれたりする可能性があります。
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出典
- ↑ http://www.caringpets.org/how-to-take-care-of-a-hamster/illnesses/eye-problems/
- ↑ http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/ency/article/000054.htm
- ↑ http://www.petmd.com/exotic/conditions/eyes/c_ex_hm_conjunctivitis
- ↑ http://www.merckvetmanual.com/pethealth/exotic_pets/hamsters/disorders_and_diseases_of_hamsters.html
- ↑ http://www.caringpets.org/how-to-take-care-of-a-hamster/illnesses/eye-problems/
- ↑ http://www.caringpets.org/how-to-take-care-of-a-hamster/illnesses/eye-problems/
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