不安な夜に阿佐ヶ谷姉妹に救われた話
今週のお題「読書の秋」ですね。
めっきり寒くなり、日も短くなってきました。
私は寒さに弱く、日光が無いと大分病弱になってしまう体質なのですが、この位の気候の方が読書が捗る気がします。
夏のようにギラギラしていないからこそ落ち着くし、暖かくした部屋の中で静かに読書する時間は贅沢な気分になりますし。
今回は、そんなワクワクするような読書ではなくて、藁にも縋る気持ちでの読書体験を記事にしました。
娯楽ではない読書
さて、体は疲れているのに、頭だけ妙にさえている夜を過ごしたことはありませんか?
静かで穏やかなのに、時計の針を見て睡眠時間が削れる焦りだけが積み重なる夜です。
人によってはラジオを聴いたり、宵っ張りの友人や恋人・家族と話すこともあるでしょうが、私は読書をします。
老いた愛犬が歩けなくなって来て、お別れが近くなっていることの不安。
少しの気候の変化でたちまち疲れてしまう自分の体への憤りとか、その他もろもろの悩みの元が積み重なり遂に決壊してしまった時に阿佐ヶ谷姉妹の本に出会いました。
↓こちらの本ですね。
kindle ultimateに加入しているなら読み放題の対象となっています。
私もこのサービスで読んだタイプですね、月額980円かかりますが、図書館が遠い私にとってはありがたいサービスとなっております。
解決はしないけれど心は軽くなる
そんな中で会った「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」ですが、お二人の飾らない人柄や近所の人との交流に心が癒されました。
私が特に心を動かされたのはエリコさんが担当した「朝陽のこと」の項目でした。
近所の中華食堂の御夫婦の話で、奥さんに先立たれた主人との交流を描いていました。
奥さんとの馴れ初めや、「この人が自分の骨を拾ってくれるから大事にしないと」と思っていたこと、離れがたくて骨を食べたこと。
それを受けてエリコさんは御主人の誠実な愛を人生の教訓として受け取ったという締めで終わりました。
本を読んだからといって、物事の解決にはなりません。
大切な存在でも、いつかは死別するし。
体の方も、いきなり不自由なく動くわけでもない。
でも、少なくともこの話から、愛犬を最期まで大切にする覚悟と、いなくなった後も大切な思い出として抱えて生き抜くことの大切さを貰った気がします。
ドラマ化します
こちらの本ですが、実は2021年11月8日にドラマ化します。全七回になります。
原作が1人称のエッセイなので、どういう形で映像化されるのか楽しみです。
閲覧ありがとうございました
【リハビリにお題ブログに挑戦してみた】はてなブロガーに10の質問
- ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?
- はてなブログを始めたきっかけは?
- 自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?
- ブログを書きたくなるのはどんなとき?
- 下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?
- 自分の記事を読み返すことはある?
- 好きなはてなブロガーは?
- はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?
- 10年前は何してた?
- この10年を一言でまとめると?
リハビリがてらに、はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」に参加してみました。
ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?
からすみSPECIALって名前なんですけど、別にからすみが好きなわけじゃないんですよ。
というか、実は魚卵は嫌いでも好きでも無い。
例えば、お寿司のイクラとかおせちのカズノコは率先しては食べない。たらこパスタともまず頼まない。
ただくれるというなら余裕で食べる、みたいな距離感。
語感というか、口に出した時のカチッとした感じが気に入っているのでつけています、
SPECIALは寂しいのでつけました。
はてなブログを始めたきっかけは?
自分は口語でのコミュニケーションよりも、文字でやりとりをする方が楽だし得意なのでは?と思ったのがきっかけです。
実際、最近受けた適性検査でも、言語分野だけ妙にとびぬけて良かったので、外れではないんですけど・・・
その分、形に残ってしまうので違う部分で気を遣って疲れてしまいますねぇ。
最近はかなりサボっています。
自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?
お題ブログでプレイリストについて語った記事ですね
ちなみにコレです。↓↓↓
読んでくださった方、評価してくださった方ありがとうございました。
これを作成していた時はゾーンに入っている?ような感覚がしました。
反動で、かなり疲れましたけど(笑)
ブログを書きたくなるのはどんなとき?
基本的に自分はインプット型人間ですが、たまに何かをアウトプットしたい時があって、その時に書きます。
そして、疲れて寝込みます。
とはいうものの、アウトプットが向かう先はブログだけじゃなくて、投稿型のレビューサイトとかも何となく書き込むことが多いです。
そっちの方が気力体力のコスパがいいので、最近はそっちに偏りがちになりますね。
クリエイティブな活動を、安定して出来る人を尊敬いたします。
下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?
5記事位ですかねえ。
ジャンル的にはお題ブログに挑戦して挫折したモノが多いです。
基本的にゲームや映画本などの娯楽系に触れることが多いので、それ系のお題になると挑戦したくなりますね。
自分の記事を読み返すことはある?
無いです、書きっぱなしです。
ブログとは別に体調管理とか、メンタル管理用の日記をプライベートでつけていて、そっちを見る方が多いです。
特にメンタル管理とかに向いてますよ日記は。
スマホで音声入力すれば、手軽に記録できますし。
好きなはてなブロガーは?
特にいないです。
気になるジャンルの記事を覗いて、星つけてたまに感想書くくらいの距離感ですね。
リアル人間関係でげっそりしているので、ネットでもあんまり近すぎる関係を作るのは怖かったりします。
はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?
いつもお世話になっています。
競合サービスはいくつもあると思いますが、気軽にブログを開設して、たまに語りたいっていう自分にはちょうどいいと思います。
これからもよろしくお願いします。
10年前は何してた?
医療系の専門学生でしたね。
結局その道は選ばなかったのですが、その時に学んだことは今でも役に立っているし、今は後悔していません。
その分、今の医療の状況は特に大変なので、従事者の方には無理しないでほしいなと思っています。
この10年を一言でまとめると?
挑戦して、挫折して、メンタル折れて、這いずり回りながら移動して、やっと立ち上がって、また挑戦しての繰り返しだったと思います。
同じところをぐるぐる回って、一歩も進んでない気がするし、自分の取り巻く環境は変化は緩いけれど、10年前にあったものが、今も変わらずにあるっていうことは寧ろスゴイのではないかと思いつつ開き直っています。
以上です、ご覧いただきありがとうございました。
【アニメ感想】オッドタクシー 世界がひっくり返る面白さ
オッドタクシーという作品をご存じでしょうか?
知る人ぞ知るアニメで、インターネットでの評価が高い作品です。
知った時期と視聴環境がかみ合わなくて、「見たいな」と思いつつ過ごしていたら、最近見れるようになったので感想を記事にしてみました。
感想概要
最初に感想をまとめたものを箇条書きで紹介します。
- 愛らしい外見とは裏腹の本格的サスペンス
- 群像劇としても面白い
- 本筋の事件とは別のどんでん返し要素が凄い
- 他の人の考察を見るのが楽しい
- 個人的に後味は悪かった
あらすじ
平凡な毎日を送るタクシー運転手・小戸川。
身寄りはなく、他人とあまり関わらない、少し偏屈で無口な変わり者。
趣味は寝る前に聞く落語と仕事中に聞くラジオ。
一応、友人と呼べるのはかかりつけでもある医者の剛力と、高校からの同級生、柿花ぐらい。
彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。バズりたくてしょうがない大学生・樺沢、何かを隠す看護師・白川、
いまいち売れない芸人コンビ・ホモサピエンス、
街のゴロツキ・ドブ、売出し中のアイドル・ミステリーキッス…
何でも無いはずの人々の会話は、やがて失踪した1人の少女へと繋がっていく。引用元:
あらすじには書いていませんが、公式のHPを見るとキャラクターは動物の姿をしています(重要)。
1話24分で、全13話になります。
おすすめポイント
愛らしい外見とは裏腹の本格的サスペンス
ビジュアルは2~3頭身のデフォルメの動物たちですが、言動も感情もシビアです。
展開も突飛な行動を取るキャラはおらず、「何で、こんな事するの?」と疑問に思ったりすることもないので、本筋の事件に集中できました。
キャラも生きているし、物語の軸もブレていないという堅実な展開で、とても良かったなと思います。
アニメでしか表現できないけれど、サスペンス・推理物として骨太な作品です。
もしかしたら、アニメ好きよりも推理物が好きな人の方が対象の作品なのかもしれません。
群像劇としても面白い
群像劇としても面白く、キャラクター達がとった行動が繋がった瞬間が爽快でした。
「デュラララ」とか「428」とか「街~運命の交差点~」といった作品が好きな人にはおススメです!
ただ、前半(個人的に7話まで)は伏線を敷いている状態で、それぞれのキャラがどういった背景を持っているのかの説明で、展開がゆっくりに感じます。
試聴側としては、「お互いに必要な情報を持っているから話しなよ~」とモヤモヤするかもしれません。でもそれがいい。
本筋の事件とは別のどんでん返し要素が凄い
本筋は、「失踪した少女がどこに行ったのか」と「小戸川に関する噂」との関係性を追求していきます。
それらの結末も衝撃でしたけど、小戸川のパーソナルに触れた時に世界が別の姿を見せます。
ずっと、「この作品は動物の姿で描かれることに意味がある」と書いていますが、当初は真逆のことを考えていたんですよね・・・。
動物が主人公の作品って「ビースターズ」「ズートピア」「しろくまカフェ」とかありますよね?
それらは動物の身体的特徴や習性を物語に取り込んでいたり、ネタにしているのだけど「オッドタクシー」には全くそれが無い。
それなら、動物の姿をしている意味はないんじゃないかと思っていました。
むしろその視点で見ると、違和感がどんどん湧いてくる構成になっているし。
真相を知ったときに「あー騙された―」という笑いが浮かんできました。
他の人の考察を見るのが楽しい
これは、物語の中ではなく現実の話ですが、ブログやSNSで見る考察がかなり楽しいんです。
自分だけでは気づけなかった伏線を知ることが出来たり、様々な視点に触れることができます。
でも、これはリアルタイムで見ていた人の特権かもしれませんね。
今ではネタバレを見てしまう可能性が高いので、最終話を試聴した後に見ることをオススメします。
気になったポイント
ここから「気になったポイント」についてです。
とはいうものの、物語としては面白いけど、感情的には否定したいっていう理由で「気になった」という位置づけになりました。
個人的に後味は悪かった
小戸川や他のキャラクターに感情移入すると、結構後味の悪い終わりになります。
大雑把に言うと、ゾンビ映画で、ゾンビを全部倒したぞー!と登場人物が抱き合っている傍で一体の腕がピクリと動いている。でも誰にもそれに気が付いていない。
という感じの引きです。
様々なキャラが居て、それぞれ事情や秘密を抱えています。
なので、誰かに1人位は「自分に似ているかも」とか「好きかもしれない」と思わせる説得力があります。
なので、見終わった後も凄く印象に残るんですよね。
だから後味の悪さは意図的かなと思うし、そういう意味では成功していると言えるんですけど。
関連情報の紹介
最後に関連情報になります。
試聴環境について
2021年8月17日現在、アマゾンプライム会員だと見放題で見れます。
もともとプライム会員の方は試しに見てみることをおススメします。
ブルーレイに関してはプロジェクトが進行中です。
オーディオドラマ
本編の裏で、どんなやり取りがされているかを描写しています。
本編だけ追っても、きちんと物語が繋がりますが、同時進行で聴いた方が、より深く物語を終えます。
そして、より後味が悪くなります(いい意味で)。
youtubeで配信中で、無料で視聴できます。
コミカライズ版
コミカライズ版も出ています。
pixivコミックで1話まで見れます。この時点ではアニメと同じ流れですね。
閲覧ありがとうございました。
【映画感想】本音は追い詰められないと言えない ラーヤと龍の王国
メンタルが落ちて、情報を入れるのがとても億劫になる今日この頃。
リハビリがてらに記事の投稿です。
みなさんもこのご時世やら夏バテなど色々とありますが、健康にお気をつけてください。
あらすじ
その昔、この王国は聖なる龍たちに守られ、人々は平和に暮らしていた。
邪悪な魔物に襲われた時、龍たちは自らを犠牲にして王国を守ったが、残された人々は信じる心を失っていった…。
500年もの時が流れ、信じる心を失った王国は、再び魔物に襲われる。
聖なる龍の力が宿るという<龍の石>──その守護者の一族の娘、ラーヤの旅が始まる。遠い昔に姿を消した “最後の龍”の力を蘇らせ、再び王国に平和を取り戻すために…。
テーマは「信じる」
この物語は、主人公のラーヤが龍のシス―や旅先で出会った人々と一緒に「信じる心」を取り戻すストーリーとなっています。
ありがちでは?と思う方もいると思いますが、「信じる」という結論に至るまでに紆余曲折あり、リアルであったので見ごたえはありましたね。
※この先にはネタバレがありますので、自分の目で見てみたい方は回避してください。
略奪から始まる物語
500年前、魔物により滅びの危機に瀕していたが龍により救われた世界。
しかし、龍は魔物による石化から戻らず、世界を救ったという最後の龍「シス―」も姿を消していた。
信じる心を失った人々により王国は5つに分かれ、「龍の石」を所有しているラーヤのハートの国は他の国から妬まれており、ハートの国は龍の石があるから豊かだという誤解を受けていた。
ラーヤの父は「理解し合えば、王国は再び1つになる」という考えをもっており、他の国の民をハートの国に招き交流をする。
しかし、ラーヤが、ファング国の姫「ナマ―リ」を信用し、龍の石を見せたところ、ナマ―リに奪われてしまう。
そこに他の国も簒奪に加わり、石は5つに割れ、4つのかけらはそれぞれ別の国の長に奪われてしまう。
その時に、500年前に世界を滅ぼした魔物「ドルーン」が復活し、人々を襲い石化させてしまう。そして、ラーヤの父も犠牲になってしまった。
こうしてラーヤは人を信じるのを辞め、残った1つの欠片を手に、伝説の龍「シス―」を求めるようになった。
ラーヤの心情変化に説得力があった
こういった経緯の中、2時間という枠でラーヤが人を信じるまでのきちんとした道筋ができていたのが凄いと思う。
しかも、ちゃんと説得力がある裏付けがあるのは凄いと思った。
- ラーヤの父が「人を信じる」ことを行動指針にしていた。
- ラーヤが憧れていたシス―が人を信じることの大切さと説いていた。
- 父親もシス―もラーヤの孤独な6年間を支える程の、影響力のある存在だった。
- シス―が500年前に奇跡を起こせたのは、兄弟の龍を信じられたからという事実があることを知った。
- 当初は利害の一致で集まった仲間たちが、実は同じ痛みを持っていて、同じ動機を共有できた。
という、納得がいく理由をきちんと見せてくれたのでラーヤの心情の変化についていけたと思う。
でも、そこで「信じられてよかったね、めでたしめでたし」で終わらないのがさらに良かった。
ラーヤにとってシス―の奇跡は、その目で見たことじゃなかった。しかし、自分が信じたせいで龍の石が割れて、再び「ドルーン」が現れたことは実際に自分が体験したことだった。
いくら憧れの存在が「大丈夫」と言っても、安心はできない。
見聞きしたものより、自分で体験したものを判断基準にするのは当たり前。
そして、今度はラーヤがシス―の「私がナマ―リと話す」「きっと分かってくれる」という言葉を信じられなくなり、結果シス―を失い、龍の石の輝きが失われる。
という流れは本当に凄かったと思う。
本音は追い込まれないと出せない
クライマックスは、因縁の相手ナマ―リとの決着で、その落としどころも見事だと思う。
ナマ―リは当初から「立場が違えば友達になれたのかも」と言ったり、シス―の出現に喜び、人々の石化が解ける可能性があることに希望を持った描写がある。
観客的にも「きちんと話せば、伝わる下地はきちんとある」ということは十分伝わっていた。
けれど、彼女は国の姫なので個人の感情で動けなかった。
個人的にはラーヤと協力したいという思いはあったけれど、自分が過去にラーヤを裏切ったという負い目と、自分が龍の石を奪ったせいで「ドルーン」が復活し、そのことで国全体が責任を取らされるという懸念もあって動けない状態だった。
彼女が本音を吐露できたのは、自分の負い目と建前のせいでシス―を失い、国が滅びかけ、母親が石化したという窮地に陥ってからだった。
ナマ―リが自分の言葉で話して、ラーヤ達の信頼に応えるまでの流れも、キレイに筋道が立っていたと思う。
不自然なシーンもある
演出としての魅せ方を優先したあまり、不自然なシーンもあるにはあった。
ラーヤが玉座の間にいるナマ―リの元へ行くシーン。
城下町はドルーンに襲われ、建物はところどころ倒壊し、住民は逃げまどっている。
それに目を向けずにまっすぐ歩くラーヤ、無傷の玉座の間には石化した母を呆然と見るナマ―リ。
おかしい!ドルーンには知性があるような描写はなく、無差別に人を襲っている印象があるので、国の長をピンポイントで、宮殿を壊さずに石化させられないと思う。
きっと、ラーヤが逃げまどう人々に目もくれずに、まっすぐとナマ―リの元に行く画と、二人の戦いが進むにつれて倒壊する宮殿という画が欲しかったんだろうなって思った。
何だかんだで見てよかったと思う
とはいうものの、人を信じられなかった主人公が、人をまた信じることができるまでの道筋を納得のいく形で見せてくれたので本当に満足だりする。
こういうのって、過程がしっかりしていないと、心情的に付いていけなくなり一気に冷めてしまうので・・・。
閲覧ありがとうございました。
【今週のお題】おかげ参り+熊野三山に行きたい
今週のお題「100万円あったら」
無難に言うと投資とかになるけど、それは面白味もないですよね。
一番面白い内容で挙げるとするならば、1部を使って、おかげ参りと熊野三山に行きたいですね。
現在の情勢的に、資金以外の問題も多々あるし、1週間くらいかけてゆっくり行きたいので時間も必要になる・・・。
このように思ったのは、趣味の一つに御朱印集めがあるのと先週のブラタモリが伊勢神宮の特集だったからなんですけど。
実は、伊勢神宮には一度行っているので、その時の写真も記載しながらちょっと語ってみたいと思います。
実は伊勢神宮と熊野三山って平安時代にはセットでお参りするのが平安時代に流行になっていたみたいで、それをなぞった旅路にしたいなと思っています。
順番は伊勢神宮→熊野参詣なんですけど、伊勢神宮に行く前には二見浦の二見興玉神社で身を清めるといいらしく、それぞれ細かい手順があってややこしいのですが、ばーっとまとめると
おかげ参り(伊勢神宮参拝)の順番
というような順番がいいらしいです。
ただ伊勢神宮の別宮は複数あるのですが、瀧原宮だけは外宮や内宮とかなり離れていて伊勢→熊野の途中にあるから注意ですね。
二見興玉神社の写真
入り口はこんな感じ
写真は夫婦岩です、撮影が下手なためイマイチですね。
意外と陸地に近いんですよ。
境内にはカエルがいっぱい
社殿はぜひその目で!
おススメ寄り道 二見浦
二見浦駅から神社への街並みもきれいですよ。
賓日館
寄り道として、二見浦では賓日館に行ってみたいですね。
前行ったときは外から写真撮るだけだったんです。
雰囲気が荘厳で、とても入りにくい。平日で全然人気もなく、一人旅だったんで、すごすごと退散しました。
入館料さえ払えば見学できます。
嘗てはおかげ参り用の宿泊施設として使用され、幼少時の大正天皇が滞在されたとか。
後は、行ったときに夏だったので赤福のかき氷を二見支店で食べました。
神宮の付近にも赤福の支店がありますが、込み合うという情報がありますので二見に行く人はこっちの方がおススメです。
実際、二見の方は空いていて落ち着いて食べられました。
すこしどかすと、赤福が見えます。
おススメ寄り道 神宮周辺
伊勢神宮周辺では、おはらい町やおかげ横丁とかがおススメです。
おはらい町の街並み
おかげ横丁には猫がいっぱいいます。
時間に余裕があれば五十鈴川の眺めがいいので、ぼーっと過ごすのもいいと思います。
五十鈴川は内宮の敷地内も通っており、その個所は御手洗場となっています。
浅瀬になっていますが、入ってはいけないので注意しましょう。
猿田彦神社
猿田彦って鼻の大きなキャラが火の鳥にいたなー、アッ天狗様なんだ偶然だなーって思っていたら元ネタとなった神様でした。
行った時の写真集
おかげ犬という、おかげ参りに行けない時に代理で飼い犬に行ってもらうという文化があったようです。
江戸時代位に盛んだったとか。
それの名残のお土産がありました。
内宮の正宮近く、これから先は撮影禁止です。
別宮の月讀宮。
熊野三山の順番
ここからは行ったことが無いスポットなので、願望強めで語ります。
熊野三山とは、熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社の三つの神社の総称です。
そしてお参りの順番は
がいいとされています。とはいうものの厳密にこれを守らないといけないわけではなく平安時代に京から参拝に来る時のルートがこの順番だというだけです。
好きなゲームの「遥かなる時空の中で3」の舞台の一つなので、そういう意味でも行ってみたいなと。
あとは熊野古道をのんびり散策してみたいです。
行ってみたい寄り道
熊野本宮温泉郷
世界遺産にも登録されているつぼ湯に入ってみたいですね。
1日に7回も色が変わるとか。
ただ、公共浴場は2022年春まで改修工事をしていて利用できないみたいですね。
花の窟神社
こちらも世界遺産に登録されている神社です。
日本最古の神社という説もあります。
ご神体が巨大な岩ということなので、社殿が無いのも特徴です。
伊勢神宮に祀られているうちの一柱、天照大御神の母にあたる神様なので是非とも参拝したいですね。
【読書感想】わがままに生きろ ~周囲とのギャップに悩む人へのヒント~
作品内容
『アイドルマスター シンデレラガールズ』の二宮飛鳥役をはじめ、多彩な役柄と光る個性でファンを魅了してきた声優・青木志貴。
しかし、これまでの道のりは複雑極まるものでした。
いじめにあった学校時代、女性か男性かでさまよった性自認の苦悩、また、体型のコンプレックスから摂食障害になったことも…。 でも、そのつらい経験のたびに、自分自身と向き合い、決して見捨てることなく、やりたいことを貫いてきました。
そしてその結果、声優という自分にぴったりの職業にたどり着き、どんどんと活躍の幅を広げています。 YouTubeで性別について告白した動画が170万回以上再生されるなど、ありのままの自分をさらけ出し、思いを語る姿が多くの共感を呼び、話題に。
困難にぶちあたっても常に前を向き、自分が輝ける役をつかむまでとこれからを綴るエッセイです。
引用元:
最初に言うと、この感想を書いた人は二宮飛鳥を通して青木志貴を知った人間が書いています。
なので、感想のそうしたフィルターを通した内容になっていると思いますので、それでもよろしければ読んでいってください。
青木志貴くんとは
ご本人の動画を見たほうが早いですし、誤解は生まないかなと思います。
性自認とか、それに関しての家族の反応とかにも触れられています。
この部分は本書にも取り上げられている部分です。
巻頭に本人の写真が
数種類の衣装を身に着けた写真部分が数ページあります。
写真のイメージとか衣装は、ご本人のツイートでも取り上げられており、このような感じです!
この度、書籍を出版させて頂く事になりました!
— 青木志貴🍤 (@eerieXeery) January 14, 2021
青木志貴、初のエッセイ本『わがままに生きろ。』(1350円+税)2021年3月10日発売
いじめ、性別、仕事…幼少期から現在に至るまでの経験や考えを綴った内容となっております。
本日より予約開始です!https://t.co/wOE1PXuvZB
リプに特典情報など! pic.twitter.com/Ftydv6eUIp
本の構成について
本は全部で4章+本人による後書きで構成されています。
章ごとに時系列順に起こった出来事と、それに対しての志貴くんの考えが書かれている形式となっています。
大まかにまとめると以下のような感じに
- 1章 誕生~中学生まで(スカートへの違和感、本人が希望している服装とか進路に対して、保守的な家族との摩擦がメイン)
- 2章 高校生活~中退して芸能系の学校時代(自分の性自認が男であると自覚、不登校へ、両親の拒絶と学年主任とのかかわり、上京後、恋愛について、性との向き合いについてのひと段落)
- 3章 事務所所属してから~声優として起動にのるまで(大塚明夫さんとの親交とか、二宮飛鳥のオーディション合格後の活動について)
- 4章 現在、今までの経験から生まれてきた夢について語る。
凄く大まかにまとめるとこのようなことになっています。
周囲とのギャップに悩む人にこそ読んでほしい
志貴くんのように、セクシュアリティとかで少数派ではなかったり、夢が数名だけが選ばれる厳しい世界とかじゃないけれど、他の部分で少数派だったり、やりたいことがあるけれど障害が多いという経験は誰しもあると思う。
そんな人に読んでほしいなと思いました。
「この本を読んだから頑張れる」とかではなくて、こういう考え方があるんだという視点が新しく出てくるし、自分のままでできる何かというのが見えてくるんじゃないかなと。
二宮飛鳥Pとしての青木志貴くんへの印象
私がデレマスを知ったのは5thライブの時なので、志貴くんは既に二宮飛鳥のキャストとして1年経っている状態でした。
その時は、志希にゃんのPで飛鳥くんに対しては「志希にゃんの家出に付き合って、理解しようと対話をするなんて、真面目な子だなあ」「声カッコいい」という印象でした。
そして志貴くんに対しては、容姿は3次元の二宮飛鳥って感じでしたね、内面に関してはMCコーナーに不慣れな様子に「喋るの苦手なのかな?」というぼんやりとした印象でした。でも、インタビューではすごく真面目に役作りとか歌の解釈をしていることが伝わってきたので好意的な感情を持っていました。
本人は「自分は飛鳥さんとは違って真面目じゃないし、やりたいようにやるし気分屋なところがある(意訳)」と言っているけれど、いやいや真面目だよ!って突っ込みたいですね。
真面目だと思う根拠として、性自認をカミングアウトするか迷ったのは一因は「演じたキャラクターが風評被害にあわないか」と危惧したこと。
加えて、体を男にしたかったけれど、しないことにしたのは声優として生きている限りは声が武器で、今まで演じていたキャラ達に声が当てられなくなるからということが本書から分かります。
それは、社会人として当然のマナーだったり、声優という仕事が自分の稼ぐ方法だからという考えも勿論あるでしょうけど、そういうの気配りとかができない人って意外と多いんですよね。
キャラも、中の人もそろってファンになった今では、二宮飛鳥の声を青木志貴が担当したのは双方にとっていいことだったなと思っています。
長々と読んでいただきありがとうございました。
【お題ブログ】義理と私情の使い分けを模索している
今週のお題「575」
試してる
ギリギリ義理を
通す距離
あんまりエネルギーを使いたくないけれど、自分のポリシーを貫きかつ無暗に敵を作りたくないので、いい感じに義理を通したい。
このような生き方を模索中でございます。
うまく行っている人は、是非とも教えてほしい。