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スーツの着こなしをマスターする

ここではスーツを着用する際に気をつける基本的なポイントについてご紹介しましょう。
着こなしをマスターする近道は、出かける前に鏡の前に立ってチェックしてみること。自分の着こなしを客観的に見るのは重要なことです。出来れば全身が映る鏡がよいでしょう。

ポケット

シルエットを重視するなら、できればポケットには物を入れないようにしてください。ポケットに物を入れると周りにシワが寄り、シルエットも崩れてしまいます。

シャツ

シャツの選び方は、大事な「おしゃれ」のポイントです。初めの1枚は白いレギュラーカラーのシンプルなシャツでベーシックなおしゃれを。余裕ができたら何種類もあるえり型の中から、自分に合ったものを探してみましょう。スーツやネクタイとの組み合わせで個性的なおしゃれが演出できます。

また、自分の首回りの寸法をきっちり把握しておくことも、シャツ選びの重要なポイントです。サイズは、首回りの「実寸プラス2cm」が標準とされています。

オーソドックスにいくならレギュラーカラーが万能的な一枚となりますが、スーツのデザインによってえり型を変えていけば、よりおしゃれに着こなすことができます。 組み合わせの一例を紹介しましょう。

スーツ シャツのえりデザイン
シングル ラウンドカラーなら、クラシックな気分。
ちょっと気取った席ならクレリックカラーがおしゃれに決まる。
ダブル ワイドスプレッドカラー、タブカラー、クレリックカラーとは相性良し。
スポーティーな柄のタイは避けよう。
スリーピース ピンホール、タブカラーはドレッシーな雰囲気を演出する。
タキシード ウィングカラーが最適。

Vゾーン

スーツスタイルで一番目立つポイントは、もちろんVゾーンです。このVゾーンのコーディネート次第で、センスや人柄を演出できるので、オシャレなスーツの着こなしでは避けて通れない最大のポイントです。

Vゾーンの決め方は、基本的にシャツのえり型とネクタイの結び方が重要になります。一般的には広いえりには太目、狭いえりには細目の結び方が目安と言えるでしょう。
また、スーツとシャツ、ネクタイの組み合わせも大切です。「ちょっと知りたいネクタイの選び方」に詳しくご説明していますので、こちらも参考にしてください。

えりの違いによるネクタイの結び方の一例をご紹介します。

「いろいろとあるネクタイの結び方」の項目で、Yシャツトネクタイの結び方の組み合わせについて詳しくご説明していますので、こちらも参考にしてください。

靴は「歩きやすさ」に最重点をおくといいでしょう。

先端部に直線が一本入っている「ストレートチップ」はフォーマルでもOKの万能型。飾りのない「プレーントゥ」や模様入りの「Uチップ」や「ウィングチップ」といったタイプが続きます。また、ベルトの付いている「モンクストラップ」も人気があります。

ボタン

スーツのボタンは、基本的には全部はとめません。2つボタンスーツの場合は、上一つだけ、3つボタンなら一番上と真ん中の2ヶ所をとめます。段返りの3つボタンの場合、一番上のボタンはとめず、真ん中のボタンのみをとめます。

ベルト

ベルトは意外と見過ごされがちですが、靴とベルトの色は合わせるのが基本です。また、ベルトの幅はパンツのベルトループの幅の八部目程度がバランスよく見えます。ベルトのバックルの色と時計の色など、少し見える小物同士の色あわせもおしゃれのポイントと言えるでしょう。