Create and download your LINE VOOM archiveCreate an archive of your data by 2023/10/23 to download it.

UNVERIFIEDいしだじんすけ(株式会社ハウスメンテ)

  • Posts 24
火災保険にまつわる話(続編)


先週に引き続き、火災保険申請にまつわる話をしてみようと思います。

先週投稿時に、火災保険の申請サポートをさせていただき、保険金が降りたにもかかわらず、その事の連絡がないままの方がおられたので、それを背景に書いたのですが、その後連絡あり(と言うか私が連絡して2日後に折り返しがありました)結局工事はしないと言うか、屋根ではなく家の柱の話をし出して、そっちが気になるし、柱をやりかえるとなると、私ではできなしし、予算的にも火災保険の給付金の範囲でできるか?(そもそも柱の工事のための保険金ではありません)
ということになり、私は調査に出向いていき屋根に上がり、保険申請の資料作成の時間・労力は報われることなく、保険金はお客さんの懐に入りよかったねで終了です。

そういえば去年の台風後、瓦が玄関先に落ちていたので屋根がどうかなっているか心配と言っている方がいて、その方がいつも頼んでいる工務店も忙しく、行ってくれないか?と言われたので、紹介と言うことで伺いました。その方もまあまあ高額な保険金を受け取られたのち、部分的な工事を少額でお願いと言われたので、台風後緊急で復旧してあげないといけない事案があったのでお断りしました。

基本、紹介の方には、細々と書かれた契約書を交わすことはやってません。保険おりたら工事してくれるもんと思っているからです。でもお客さんからしたら、工事しなくてもいいって思ってるんでしょうね。しかも紹介の業者だから調査も資料作成もタダでいい!みたいな。
だから、「この度は保険金申請のお手伝いをしていただきありがとうございます。無事保険金を受け取ることができました」の一言すらないんでしょうね。

うーん、今後紹介での火災保険申請をしたくなくなった。
紹介者に言わせれば、調査を始める前に、保険が降りたら全額工事に充ててもらうか、手数料が発生しますよ、と言ってくださいって言われるけど、逆に紹介だから言いにくい部分ありますよね。
ご意見・ご感想あれば是非おきかせください。

火災保険の申請にまつわる話

サイト側の広告方法にも問題あるのかもしれませんが、「火災保険の給付金をもらいそこねている」「火災保険を申請する権利がある」「本来もらえるべきお金である」すべて間違っていません。でも火災保険は保険の名の通り、自然災害で受けた被害の現状回復のために給付され、その目的通りに使われることで意味や価値があると思います。
給付される金額も私のような業者と、保険会社側の査定で現状回復(経年劣化は対象外)に必要な金額が算出され、被保険者の負担がなく現状回復ができ、住宅の資産価値を保ち、快適な生活を維持するためのお金と考えます。

ですので保険申請=補修工事(現状回復工事)はセットであるべきと私は考えます。
高額な手数料、それを払ってでも得たいお金、それを権利と主張する人。
保険会社の支払額が増えることで保険料の上昇を招き、上昇すればするほど使わないと損のようになりさらに支払い額が増え、保険料の更なる上昇。
結局損をするのは保険会社ではなく保険料を払う人たち、、、、

毎年のように起こる何十年に一度という自然災害。

今後火災保険ってどうなっていくんでしょうね。
保険金おりても補修工事しなければ、その時は得した気分になりますが、いずれ直さなくてはいけなくなった時は全額負担になりますけど、、、、

最終的には自分の家は自分で面倒見るこってことになるんでしょうね。
今回は疑問提起というか愚痴っぽくなりましたが、ことの真意は後日アップさせていただきます。
過去の申請事例を振り返るシリーズ

こちらの事例はJAの火災保険でした。
家の方は家を建てた大工さんと今でも付き合いがあり、時々屋根を見てもらうそうですが、特に異常もなく、雨漏り等もしていないとのことでした。
ただし火災保険の申請もしたことないそうです。特に被害もないので申請する必要もなかったようです。

点検したところ、軒先の瓦のズレと、軒樋の変形がありました。
火災保険もJAということもあり、申請しても給付金のでない可能性もありましたが、お客様の希望が、もし火災保険の給付金が出れば、裏の波板の交換がしたいとのことで、申請することにしました。

案の定、かなりの減額はされましたが、給付金30万円が支給されることになり、古くなっていた波板全ての交換をすることができました。


※タイムラインでは主に火災保険に関する申請の事例やコラム的な内容を投稿しております。 過去のタイムラインもご覧ください。タイムラインのURLは
https://qr.paps.jp/pgkc9

※私の会社のホームページでは工事の事例や屋根調査・診断の事例、その他タイムラインの投稿以外の私の日常でのコラムなどをアップしてますので、是非ご覧ください
https://www.hm0120341634.com
こんばんわ

過去の調査の事例を振り返るシリーズ
今回は2020年3月に福岡県糟屋郡志免町にて調査した家の事例です。

表向きは築30〜40年の建物、奥に入ると築100年くらいの家、いわゆる土瓦と言われる、屋根の野地板の上に土を敷いて土の上に瓦を置いていくタイプで粘土瓦とも言います。

粘土状の土が防水の役割も果たしており、なおかつ瓦の接着にも関係している屋根。
瓦はこの時代まで健在なんで丈夫ですが、なにせ1世紀近く経ってるので、流石にもう製造してないし、サイズも今のものと全然違うし、劣化して割れやすくなってるし、私は個人的にパキパキ瓦と呼んでます。

この町には縁があり、住んでいた事もありますが、昔の商店街があったため、このお宅も表向きはお店で奥に古い建物で住居スペースのようです。

古い方の建物はあまり利用してないようで、瓦の荒れていましたし、雨漏りもしているようです。
もう直すというよりはいずれ建て壊す予定とのことでした。

思い出しましたが、古民家を買ってカフェとか地域のコミュニティの場にされたりする事ってあると思います。

気をつけてもらいたいのは屋根です。できることなら葺き替えることをお勧めします。
もしくは大規模な屋根の補修工事。
古民家っていつどこから雨漏りしても不思議ではありません。
購入の時点で雨漏りしているかもしれません。
安易に考えて少ない予算で購入すると後のメンテナンスで予算オーバーか雨漏りも風情と諦めるしかありません。

古民家が建った時代と今とでは気象状況も変化し、何十年に1度の被害が毎年どこかで起きてるのが現実です。

古民家って丈夫に立派に造られていますが、古くなって使えなくなったパーツはたっくさんありますので、しっかり両目で中も外もチェックしてくださいね。


※タイムラインでは主に火災保険に関する申請の事例やコラム的な内容を投稿しております。 過去のタイムラインもご覧ください。タイムラインのURLは
https://qr.paps.jp/pgkc9

※私の会社のホームページでは工事の事例や屋根調査・診断の事例、その他タイムラインの投稿以外の私の日常でのコラムなどをアップしてますので、是非ご覧ください
https://www.hm0120341634.com
こんばんわ、

過去の火災保険に関する事例をご紹介するシリーズ。
今回は2020年3月に調査した福岡県糟屋郡須恵町のお宅です。


実は、屋根に上がれば100%火災保険の申請できる箇所が見つかり、火災保険を申請して100%に近い確率で給付金が支払われるって事はありません。

そのような広告を目にしますが、やってできないこともないのかもしれませんが、私は特に問題ないと判断し、家の方も雨漏りもしていないし、気になるところはないと言われれば、強く申請を勧める事はありません。

築20〜30年経てば劣化もしていますので、不安要素を言い出せばキリありませんが、実際保険金請求の電話をするのは保険加入のお客様ですので、お客様が納得されない場合は屋根の状況を説明するだけにとどめています。

申請できる、すればいいのにと思っても、最終判断は家主で保険の加入者であるお客様です。

こちらのお宅は屋根には申請に十分な被害箇所がありませんでしたが、地震による基礎部分へのクラックがありましたので、地震保険の申請をお勧めしました。
この時点で熊本地震発生から4年が経ってましたが、まだ熊本地震のお見舞金が給付されていた時期だったので申請されました。

一部損壊の認定を受け325,000円の地震保険お見舞金を受け取る事ができました。


お客様は、雨戸がないために台風や強風の時に窓が割れるんじゃないかと以前から不安だったようで、15万円を手出しされて雨戸を数カ所に取り付けさせていただきました。


※タイムラインでは主に火災保険に関する申請の事例やコラム的な内容を投稿しております。
過去のタイムラインもご覧ください。タイムラインのURLは
https://qr.paps.jp/pgkc9


※私の会社のホームページでは工事の事例や屋根調査・診断の事例、その他タイムラインの投稿以外の私の日常でのコラムなどをアップしてますので、是非ご覧ください
https://www.hm0120341634.com
こんばんわ、

過去の火災保険に関する事例をご紹介するシリーズ。
今回は2020年2月に調査した福岡県宇美町のお宅です。

こちらは公務員共済の火災保険に加入されていました。
民間の保険よりは若干手続きが面倒です。それは、「罹災証明書」を添付し申請しないといけないケースが多いからです。
「罹災証明書」は役場に申請し発行してもらいます。
実際にその日にその地域で強風が吹いたとかを証明してもらう書類ですが、
お客様に申請に行ってもらわなくてはならず、面倒くさがって火災保険の申請じたいを諦めるケースも多いです。

共済の保険会社としても、鑑定人を現地に派遣することは稀で、罹災証明書がなくては、申請受付自体をしないケースが多いです。逆を言えば、罹災証明書を取ることができれば、保険金の給付を受ける可能性は上がります。

今回のケースでは、瓦のズレ、漆喰の一部破損、カーポート波板の破損(ご自身で一部補修済み)、玄関内側のプリントベニヤの漏水による破損、ウッドデッキの破損等、合計74万の火災保険請求をしました。結果はウッドデッキは申請対象から外され、全体的に減額されて23万の給付でした。

そこから工事の打ち合わせに入るのですが、瓦のズレ補修、漆喰の補修、カーポート波板交換、玄関内側のプリントベニヤの張替え等18万の工事をおこなわせていただきました。

火災保険金が給付されなければすぐに修繕することもなかったかもしれませんが、気になるところや、今回調査してわかった瓦のズレや漆喰の破損も補修することができ、しかも自己負担0ですので、ご満足いただけたのではないでしょうか?

※タイムラインでは主に火災保険に関する申請の事例やコラム的な内容を投稿しております。
過去のタイムラインもご覧ください。タイムラインのURLは
https://qr.paps.jp/pgkc9


※私の会社のホームページでは工事の事例や屋根調査・診断の事例、その他タイムラインの投稿以外の私の日常でのコラムなどをアップしてますので、是非ご覧ください
https://www.hm0120341634.com
location福岡市南区玉川町14番17号
こんばんわ、
過去の屋根調査の事例をアップしていきますシリーズ!!

雨漏り被害でご連絡いただきお伺いしました。かなりインパクトあったので家の様子はよく覚えています。
場所は福岡県小郡市だったかな???

雨漏りがひどく、屋根に上がると、谷板金に穴が開いてました。
もちろん谷板金の下にはルーフィング材という防水シートが敷いてあるのですが、築年数が経てば劣化して破れていたりして、そこから漏水したりすることはよくあります。

一度漏水し始めると原因を改善しない限り勝手に直ることはありません。

今回は応急処置で穴の開いた部分にコーキングをしましたが、その後どうなったでしょう???

谷板金の穴あきは経年劣化と見なされますので、火災保険の補償対象にはなりにくいのが現状です。

火災保険では補償されないと思っていた方が無難です。

こんなケースは火災保険で補償されるんでしょうか?とか質問がありましたらLINEからご質問ください。

写真とかあったらお答えしやすいです。

私の会社:ハウスメンテのホームページには、施工事例や調査時の写真、コラムや最近はまってしまったトイレ掃除のことなど投稿してますので、見てみてください。

ハウスメンテホームページURL
https://hm0120341634.com

または、メニューバーのホームページのマスをタップ!!
「ネットで火災保険の業者を探す時の注意点とは?」

2021年2月19日にお知らせしてたのですが、今見直してみたらわかりにくいと思い、改めてこちらに載せておきます。

この記事は↓↓のURL(私の会社のホームページのコラムのURLです)
からご覧になれます。

https://hm0120341634.com/archives/443

こんにちは。
最新に事例やコラムは私の会社(ハウスメンテ)のホームページに掲載( https://www.hm0120341634.com )するとして、ここでは過去の事例を振り返り、投稿して行こうと思います。

写真はスレート瓦屋根の調査をした時の写真です。
スレート瓦は2枚重ねになっているので、上の瓦が割れても下にもう1枚ありますので、ただちに屋根裏に雨水が入ることはありません。瓦のしたにはさらに防水シート(ルーフィング材)が敷いてありますし。

しかし放置しておくと、いずれ剥がれ落ち、屋根の防水強度としては低下してしまうことになります。

ちなみにこちらのお宅は10年くらい前に屋根塗装をし、その時のセールストークが、「この塗料は一生もん」つまり、もう屋根塗装しなくても大丈夫な塗料なんで高価ですが安心です、といわれて信用して頼んだそうです。もちろん保証付きとのことでした。

他社の悪口は言いたくないですが、塗りたての色がどれくらいだったか知らないので、どの程度色あせしたのかわかりませんが、正直色あせしていると思います。塗料の効果は持続しているのかもしれませんが、どのような効果がある塗料で、その効果を今も実感できているかはわかりません。

試しに施工した会社に電話したら、その会社はなくなっていました。ネットで調べてみると、このお客さんが塗装した2〜3年後に倒産していました。では一生もんと言われたその保証はだれがするんですかね?

聞いた話だと一般的な屋根塗装の倍以上の金額だったようですので、あと10年は塗装したくないそうです。

私の業界(建築リフォーム)に限らず、「一生もん」「絶対」などの言葉は禁句ですので、その時点でアウトの気もしますけど、あまり知識のない方からすると、信用してしまうもんなのですね。

過去のタイムラインもご覧ください。
https://qr.paps.jp/pgkc9
下のメニューバーにプレゼント受けとりコーナーを作りました!
プレゼントの受け取り方がなかなかうまく伝えれなくてすみません